ミカ

日本の治安を守る秘密のエージェント「リコリス」である井ノ上たきなは、ある事件をきっかけに喫茶「リコリコ」への転属が命じられる。超優秀なNo.1リコリス(?)の千束とバディを組み、DA復帰を目指し意気込むたきなだが、リコリコでの仕事はひとクセもふたクセもあり!?

《あの痛ましい事故から10年。今や平和と安寧の象徴となった旧電波塔に代わり》

ちさと

スカイツリー折れr……折れてる!‍w

クルミ

スカイツリーとか実際の名称を使うとややこしくてだなw
ここの世界観だと延空木って名前らしいw

ミカ

何やら意味ありげな塔だな・・・

ちさと

『おっはよ先生』

ミカ

千束。すぐ来てくれ

ちさと

『え~。まだ約束よりだいぶ早いんですけど』

ミカ

トラブル発生だ

ちさと

『もうちょっとでコーヒー落ちるとこだったのに~』

ちさと

大きな町が動き出す前の静けさが好き

法治国家日本。首都東京には危険などない

社会を乱すものの存在を許してはならない

さらっと処分

危険なんてなかった、いいね?

平和は私達日本人の気質によって成り立ってるんだ

ロボ太

治安がいい国だなあ

ウォールナット

いやなんで出て来た三下w

ロボ太

いやなんとなくw
ネタバレOKな人しか見てない設定だからさw

そう思えることが一番の幸せ。それを作るのが私達リコリスの役目、なんだってさ!

楠木

あの目障りな電波塔が今や平和の守り神だそうだ

助手「神話を国民に信じさせるのが我々DAの責務ですよ。楠木司令」

楠木

ミカ。千束はまだですかね?

ミカ

『そろそろ来る頃だがリコリスがやばいぞ』

ミカ

どうする?撃つか?

楠木

いや。商人は捕えたいですね。千束を待ちます

フキ

『司令部!こちらアルファ1!私達でやれます!射撃許可をください!』

「システムに侵入者!」

あっさり侵入された

フキ

『司令部!司令部!』

エリカ『構わず撃って!』

フキ

『命令は待機だ…』

ヒバナ『でもエリカが!』

『たきな!?』

ババババババババ
撃ったー

ミカ

『あ…』

たきな

やってしまいましたw
てへぺろw

『わっ!ははははー!』

掃討完了

フキ

『お前…エリカを殺す気か』

たきな

『生きてますよね?』

生きてるので結果オーライとな? 

無言の顔パン

ミカ

終了だ。ミズキが行く。すぐにそこから離れろ

ちさと

『りょーかい先生』

ミズキ

『千束~』

ロボ太

やっぱり日本は治安が良いなぁ!

たきな

『転属ですか』

左遷キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

楠木

『指令を無視して作戦を台無しにした責任は重い』

命令無視は基本

楠木

『現場指揮官からも越権行為の報告が来ている』

楠木

『扱いきれないとな』

楠木

『配属先にもリコリスが一人いる。生意気だが優秀な奴だ。得られるものもあるだろう』

喫茶リコリコ

TV《支援したのは今や匿名支援の代名詞であるアラン・アダムズという謎の人物》


TV《まさに人の善意によってこのたびの歴史的快挙がもたらされたのである》

TV《またしてもですか。人の善意が歴史を作ったのですね》

TV《アランの支援を受けた者の共通点はこのチャームのみ。スポーツ選手以外にも研究者や芸術家など世界中で様々な分野の天才がアランの支援を受け…》

チャーム、アサルトリリィ?

ミズキ

『う~…ここにも母となるべき才能が今結婚という障害に阻まれているのよ!』

ゼクツィwwwwwwww 
ゼクシィみたいな雑誌

ミズキ

『不満だわ!今すぐ私にいい男を支援しなさ~い!』

ミズキ

『あの…』
『…あんた誰?』

たきな

『本日配属になりました井ノ上たきなです』

ミカ

『来たか。たきな』

ミズキ

『ああ。DAクビになったってリコリスか』

たきな

『クビじゃないです』

クビじゃない(食い気味)

たきな

『あなたから学べ、との命令です。千束さん。転属は本意ではありませんが東京で一番のリコリスから学べる機会が得られて光栄です。この現場で自分を高めて本部への復帰を果たしたいと思っています』

ミカ

『それは千束ではない』

ミズキ

『それって言うな』

たきな

『…はっ』

ミズキ

『そのおっさんでもねーよ!』

ミカ

『ここの管理者のミカだ』

たきな

『井ノ上たきなです』

はっじゃねぇよwww

ミカ

『彼女はミズキ。元DAだ。所属は情報部』

たきな

『元…』

ミズキ

『嫌気がさしたのよ~。孤児を集めてあんたらリコリスみたいな殺し屋を作ってるキモい組織に~』

真っ黒組織やんけw

ちさと

『でっかい犬ですね!狼みたい!』

ミズキ

『ほ~らやかましいのが来たぞ~』

ちさと

『先生大変!食べモグの口コミでこの店ホールスタッフがかわいいって~。これ私の事だよね?』

ミズキ

『私の事だよ!』

食べログかなw

ちさと

『冗談は顔だけにしろよ酔っ払い』

酔っ払いwwwwwwwwwww
辛辣www

ちさと

『ん?あら?リコリス?でもどうしたのその顔?』

ミカ

『例のリコリスだ。話したろ千束』

ちさと

『え!』

ミカ

『今日からお互い相棒だ。仲良くしろ』

ちさと

『この子が~!?』

ちさと

『よろしく相棒!千束で~す!』

たきな

『井ノ上たきなです…』

たきな

『よろし…』

ちさと

『たきな!初めましてよろしくね!』

たきな

『あ…はい…去年京都から転属になったばかりで…』

ちさと

『お~転属組!優秀なのね歳は?』

距離が近いんじゃ

たきな

『16です』

ちさと

『私が1つお姉ちゃんか~。けど「さん」はいらないからねち・さ・とでオッケ~』

たきな

『はぁ…』

ちさと

『この前のアレすごかったね~。その顔は名誉の負傷?』

たきな

『いえ…』

ちさと

『殴らなくたっていいでしょうよ!当然?指令指令ってちょっとは自分で考えなさいよ!』

ミカ

『想像と違ったか?』

たきな

『いえ…そんなことは…』

電話してるw

ちさと

『うっせぇアホ!』

ちさと

『よし早速仕事に行こうたきな!』

たきな

『はい!』

ちさと

『あ。先生のコーヒー飲んでからでいいよ~。すごくおいしいから。私着替えて来るね。ごゆっくり~』

ちさと

『あったきな!』

たきな

『はい!』

ちさと

『リコリコへようこそ~。うひひひ』

ちさと

『悪い奴じゃないんだけどね~。ああいう性格だから。ああフキのこと』

たきな

『親しいんですか?』

ちさと

『うん昔リコリス棟で同室だった』

たきな

『昨日まで私もそうでした』

ちさと

『マジで?それはご愁傷様~。歯ぎしりすごいでしょ?夢でもカリカリしてるのよ』

たきな

『千束さんはどうしてDAにいないんですか?』

ちさと

『ん?え?ああ~…』

ちさと

『問題児…だからだよ』

たきな

『優秀なリコリスと伺ってます』

ちさと

『楠木さんがそう言ってた!?』

たきな

『あれも千束さんの仕事だと…』

ちさと

『あ~…』

旧電波塔(スカイツリー)

ちさと

『…いや壊したのは私じゃないよ!?』

たきな

『旧電波塔を一人でテロリストから守ったリコリスは地方でも有名ですよ』

ちさと

『あ…そう?でも結局壊れちゃってるしね。優秀なリコリスはDAにいる人だと思います』

たきな

『私もそのはずでした』

ちさと

『例の銃取引?なんだかんだで商品は抑えられたんでしょ?』

たきな

『いえ。なかったんです』

ちさと

『えっ?』

ミカ

『銃が消えた?量は?』

楠木

《情報によれば約千丁です》

ミカ

『はは…戦争でもやるのか?』

楠木

『始めから誤情報だった可能性もあります』

ミカ

《しかし商人はいたろ?尋問できたのか?》

楠木

『いえ。全員死亡しました』

楠木

『機銃掃射でしたから』

全員死亡しました(機銃掃射)
やっちまたなぁ!たきなw
手がかりを皆殺しにしてしまった

ミカ

『…』

楠木

『また連絡します』

「例のハッカーが割れました」
『ウォールナット…』
「ネット黎明期からのベテランでダークネットでは有名なウィザードです」

楠木

『ふん老人か。探し出して殺せ。消えた銃の行方もだ』

楠木

当面ハッキングの件は内密にとの上層部からの指令だ

「では作戦失敗の報告はどのように?」

助手「リコリスのスタンドプレー…」

「それでたきなを…」

楠木

『組織を守るためだそうだ』

全責任負わされたのか…
たきな可哀想w

ちさと

『銃取引自体がなかったって線もあるんじゃない?』

たきな

『そうでしょうか?』

「千束!」
「おねえちゃーん!」

「いらっしゃ千束」

ちさと

『新しいお友達のたきなお姉ちゃんだよ~』

「たきなおねえちゃ~ん」

懐かれてんな

「エキササイズワンッー。戸惑っています」
「戸惑っています」

ちさと

『出身校が同じなので私ができる言葉はできます』

ちさと

『ああロシア語は?』

ロシア語もいけます

「オルァ!ここはガキの来る所じゃねーぞ!組長も忙しいんだ。怪我する前に帰れ!」

「客人だ」
「マジすか…」

「新入りでな。許してやってくれ千束」

知り合いヤクザかよw

ちさと

『はいこれご注文の』

「お~。たっぷり入ってるな~」

危険そうに見えて安全なやつw

ちさと

『そうでしょ~。上物ですよ』

「は~…いい香りだ」

たきな

『!』

武器を収まる対応がうまい

ちさと

『挽き立てだって。先生が』

「そうか!マスターによろしくな。そちらは?」

黒い粉w
※ただのコーヒーです

ちさと

『たきなさん。今日からうちで働く私の相棒。よろしくね』

組員「たきなさん!よろしくぅ!」

ちさと

『ヤバい粉だと思った?』

ちさと

『思ったでしょ~!』

たきな

『ええ』

まぁヤクやと思うわな

ちさと

『やった!』

たきな

『撃ち殺すところでしたよ』

ちさと

『…冗談だよ~。ただのお店のお得意さんだから』

ちさと

『は~い次は一転警察署に行きます!』

ちさと

『おっ。でもまだちょっと早い』

たきな

『あの…この部署は一体何をするところなのでしょうか?』

ちさと

『…ほう?』

ちさと

『ごめん。先生から聞いてると思ってたよ』

ちさと

『何するところか…改めて聞かれると考えちゃうな』

たきな

『保育園、日本語学校、組事務所…共通点が見出せません!』

ちさと

『困ってる人を助ける仕事だよ~』

たきな

『個人のためのリコリス?』

ちさと

『そうそう。コーヒーの配達も外国語の先生も保育園のお手伝いも喜んでもらえるよ~?』

たきな

『私達リコリスは国を守る公的機密組織のエージェントですよ?』

ちさと

『お~!そういうとなんか映画みたいでかっこいい~。け~ど~』

ちさと

『凶悪犯を処刑して回ってる殺し屋って言われたりも…ねぇ?』

たきな

『ああいうことが起きる時代ですから私達が必要です』

ちさと

『そうね~そうなんかもね~』

たきな

『しかし新しい電波塔が完成間近なのになぜ残してるんですかね?』

ちさと

『壊れてできた意味もあるんじゃない?』

たきな

『そんなものありますか?』

ちさと

『さ~どうかな~?でもそういう意味不明なところが私は好き』

たきな

『だから意味不明なことしてるんですね』

ちさと

『うひひ!言うねぇ~。まぁともかくDAが興味持たなくても困ってる人はいっぱいいてさ。助けを求めてる』

ちさと

だからたきな。力を貸して!

たきな

『…』

ちさと

『なんか質問ある?』

たきな

『ありすぎますね』

ちさと

『こちら新人の井ノ上たきなさん』

「いや~またリコリコに行く楽しみが増えちゃったな」

ちさと

『お店の常連さんなの』

「よろしく。警視庁の阿部です」

たきな

『初めまして』

阿部「こんなこと頼むの申し訳ないんだけど担当じゃないもんだから首つっこみづらくてね

ちさと

『篠原沙保里さん…』

阿部「うん。ストーカー被害ってのには警察は動きが鈍くてねぇ」

「女の子同士だし話しやすいと思うんだ。ちょっと話を聞いてきてくれない?バイト代ははずむからさ」

ちさと

『!』『えっへへへ…』

ちさと

『次はたきな向きの仕事かもよ?なんたってボディーガードだから!』

ちさと

えっと待ち合わせ場所は…

たきな

『あの…こんなことをしていて評価されるのでしょうか?』

ちさと

『評価?』

ちさと

『う~ん…活躍で評価を上げて早くDAに戻りたいね…』

ちさと

『戻りたいのかぁ』

たきな

『私への人事は正当だと思えません』

ちさと

『じゃあ…なんで撃ったの?』

たきな

『…』

ちさと

『ああ!いやいや責めてるわけじゃないよ。もめたくないならなんで命令無視したのかなーって』

たきな

『…あの状況において最も合理的な行動だと思いました。それがあんな騒動に…』

ちさと

『なるほど。でもまぁ騒動になんてなってないよ。たぶんね。普段はそういうの全部組織がもみ消しちゃう。事件は事故になるし悲劇は美談になる。今回のもきっと表向きには別の事になってるよ』

ちさと

『最後の大事件も今や平和のシンボル』

たきな

『でしたら…私は何をしたのでしょうか?』

ちさと

『な~に言ってんの!仲間を救った!かっこいいって!』

ちさと

『わかった。たきなの復帰に私協力するよ。あっ。沙保里さーん!』

ちさと

『この写真をSNSに上げてから?』

沙保里『ええ。脅迫リプも来たから怖くなってすぐ消したけど…』
沙保里『その後彼も私もずっと変な奴に付きまとわれてて…』

ちさと

『前の交際相手とか?』

沙保里『それ!警察も痴情のもつれだって取り合ってくれないけど前の人なんていない。ほんとに心当たりないのよ』

ちさと

『どこで恨みを買うかわからない時代ですからね~』

ちさと

『このビルは…』

沙保里『そうそう!ガス爆発事件のビル!窓ガラス割れて大変だったとかいう。爆発の3時間くらい前かな?』

ちさと

『ガス爆発だって』

ちさと

『ずいぶん早くから開けてるお店なんですね』

沙保里『そうなの。朝日のインスタ映えスポットで有名なのよ』

背後ww
映り込み
取引現場写ってたwwwww

ちさと

『ぶーっ!』

沙保里『な…何かわかったの?』

ちさと

『あ…いや…この写真もらえます?』

沙保里『ええ…』

ちさと

『取引の現場映ってるじゃん!』

たきな

『知らないですよ!

ちさと

銃は消えたんじゃなくてとっくに引き渡されてたんだよ』

たきな

『その相手があの写真をSNSで見て…』

ちさと

『めちゃヤバなのに狙われてるよ~沙保里さん!』

沙保里『ありがとう二人とも。刑事さんにもお礼言っといてね』

ちさと

『沙保里さん。今夜はとりあえず一緒にいません?』

沙保里『えっ?いいよ。じゃあうちに来てよ!』

ちさと

『ほんとー!?じゃあ親睦も兼ねてパジャマパーティーなんてどうです?』

沙保里『いいわね』

ちさと

『やったー!』

ちさと

『しばらく任せるね。無茶はしないように。いのちだいじにだからね』

たきな

『はい』

ちさと

『じゃあ沙保里さん。私支度してきますね。今夜はおおいに盛り上がりましょ~』

沙保里『テンション高い子ね。不安が吹っ飛んじゃった。行きましょ』

たきな

『私は…あの人不安ですよ』

「動いたぞ」
既にマークされてる

沙保里『じゃあ二人は今日初めて会ったの?』

たきな

『はい。優秀な人らしいですが…見えませんよね』

沙保里『で、前のバイトに戻りたいと。嫌なことがあったから辞めたんじゃないの?』

たきな

『いえ。少し誤解があっただけです』

沙保里『そんなに戻りたいの?』

たきな

『戻りたいです』

たきな

『あっ…』

沙保里『そっか。私も協力するよ。こう見えてバイト経験豊富なお姉さんだからね!』

たきな

『早速ですが…いいですか?』

沙保里『もちろん!』

たきな

『ありがとうございます。では先に行っててください』

沙保里『えっ?』

たきな

『すぐに戻りますので!』

沙保里『う…うん』

「よし…一人になったぞ…今だ」
囮にしやがったw

ちさと

『先生お泊りセットは?』

ミカ

『押し入れだ』

「写真あったか!?」
「ありました」
「さっさと消せ!写真は他には拡散してないか!?他には撮ってないな!?」
「どうなんだ!?」

沙保里『んー!んー!』

「消しました」
「何止まってんだ!出せよ!」

「うわっ!」
「うおっ!?」

たきな

『取引した銃の所在を言いなさい!』

「無茶苦茶撃ってくるぞ!」
「なんで取引の事知ってんだ!?」
「武器商人を皆殺しにした奴等じゃないっすか?」

ちさと

『何してんの!』

たきな

『尾行されてたのでおびき出しました。彼らが銃の所在を知ってるはずです』

ちさと

『ちょちょちょ!沙保里さんは?』

たきな

『車の中です』

ちさと

『護衛対象を囮にしたの!?』

たきな

『彼らの目的はスマホの画像データです。沙保里さんを殺す意図はないと思います』

ちさと

『人質になっちゃうでしょ!』

「この女がどうなってもいいのかー!」

「止んだぞ…」
「今のうちだ!出ろ!」

たきな

『あなたが止めなければもう終わっていました』

ちさと

『沙保里さんに当たっちゃうでしょ!』

たきな

『そんなミスはしませんよ』
『この距離からでも射殺できます』

ちさと

『いのちだいじにだってば。射撃に自信あるなら7時方向でこっち見てるドローン撃ってくれる?ああ音出してね』

ちさと

『やぁ。取引したいんだけど』

「う…うおおーっ!」

かわした?!

たきな

『非殺傷弾…』

ちさと

『大丈夫?』

「殺さないでくれ…」

ちさと

『だーいじょうぶあんたが一番やばいよ。う~血出てる~』

たきな

『命大事にって敵もですか!?』

ちさと

『そう。敵も』

『たきなちゃ~ん!』

ちさと

『クリーナーお願い』

《この距離のドローンに気づくとは》
『千束…か』

《リコリスと知り合いか?国家に仇名す者を消して回る噂の処刑人がまさかこんな少女だったとは驚きだ》
『さすがはウォールナット。博識だな』

《無知があることが嫌いなんだ。だからもっと知りたいことがある》
『報酬だね?依頼したDAのハッキングには満足している。十分報いる額を用意しているよ』

《そうじゃない》
『ほう?何かね?』
《どうして銃取引なんぞに関わる?》

《施しの女神はタブーなしなのか?アラン機関…

『無知である方が人は幸福なんだよ。ハッカー』

ミズキ

『イチャついた写真をひけらかすからこーんなことになるのよー』

ちさと

『僻まない』

ミズキ

『僻みじゃねーよ!SNSへの無自覚な投稿がトラブルを招くって言ってんのよ!』

ちさと

『3時間前だって。楠木さん偽の取引時間掴まされたんじゃなーい?』

ミズキ

『その女を襲った奴等はどうしたのよ?』

ちさと

『クリーナーが持ってった』

ミズキ

『あんた!またクリーナー使ったの!?高いのよ!?』

ちさと

『DAに渡したら殺されちゃうでしょー』

ミズキ

『ったく…!』

ちさと

『DAもこいつら追ってんでしょ?私達が先に見つければたきなの復帰が叶うんじゃない?』

ちさと

『そう思わなーい?たきな』

たきな

『やります!』

和装たきなちゃん!

ちさと

『おほー!かわいいー!』

ちさと

『ほら!先生もミズキももっと寄って!』

ちさと

『さっそくお店のSNSにUPしたわ~』

ミズキ

『君はさっきの私の話を聞いてたのかね?無自覚な投稿がトラブルを…』

ちさと

『だーいじょうぶだってここには向かいのビルもないよ』

ちさと

『ほらお客さん!練習どおり!』

『やぁ。ミカ』

ミカ

『!』

ちさと

『いらっしゃいませー』

ちさと

リコリス・リコイル(リコリコ)の第一話の感想チャットはこんな感じですw
楽しんで貰えたかなw
楽しんで貰えたら嬉しいです!